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ヨシフク屋のショップページをご覧いただき、
ありがとうございます。

2023年6月1日より運送会社の配送料改定に伴い、
こちらのショップページでも商品送料を変更しております。
新しく「宅急便コンパクトも選択」できるようになりました。
半袖Tシャツまでのご利用で、小さく折りたたんでの
梱包になりますがご利用下さいませ。

商品に関しての詳しい情報が必要な方は、こちらへ直接お問い合わせください。
yoshifukucp@gmai.com


〜作品紹介〜

「BE HERE NOW」
「イマ ココニ アル」
「BE HERE NOW」(ラム ダス著 / 吉福 伸逸 他 訳)という一冊の本に感銘を受け、
主にシルクスクリーンでプリントしたTシャツを通して、
このメッセージを発信しています。

「BE HERE NOW」を着ること、見ることで、
「今 ここにある」ことを感じ、感謝し、楽しむことができればという思いを込め、
一枚ずつ、水性インクを混ぜ、シルクスクリーンで手刷りしています。

プリントインクは、古着のスウェットなどに見られるようなの水性染み込むインクを主に使用し、
生地に馴染む自然な風合いに仕上げています。
素材は、麻(=ヘンプ、HEMP)や、綿(コットン)を中心に色んな素材で作っていますが、
ヘンプ/コットン素材のものが特にお勧めです。

★「ヘンプ=麻」素材について
吸湿性に優れ、抗菌作用がある麻(=ヘンプ、HEMP)は、
使うほどに肌に馴染む気持ちの良い素材です。
麻素材は熱の伝導性に優れており、夏は体温を素早く伝え拡散させ清涼感を与えます。
繊維の耐久性は綿の約4倍で、丈夫なロープからしなやかな生地まで作ることができる繊維です。
さらに、繊維が空洞をもつ構造によって、静電気もおこりづらくインナーとしてもお勧めです。
麻繊維生産大国の中国では、天然繊維の王と呼ばれており、
その効果を「三無一免一防」と表しています。
これは、「菌なし、虫なし、静電気なし」の三無で、
日当たりでは紫外線を免れて、通気性の良さから防臭にすぐれた布という意味です。
最近では、電磁波や放射能を通しにくい素材としても注目されています。

~生地の表示~
家庭用品品質表示法では、"麻"は、亜麻 および 芋麻 に限られています。
亜麻(フラックス)や芋麻(ラミー)と同じ仲間(靱皮繊維)ですが、
現在、麻(=ヘンプ、HEMP)は天然繊維の中でも家庭用品品質表示法の上で指定用語に
定められていない繊維で、麻(=ヘンプ、HEMP)と表示することができず、
「指定外繊維(ヘンプ)〇〇%」となっています。
本来は、ここで紹介する麻(=ヘンプ、HEMP、大麻の繊維 )のみが"麻" "アサ" となります。

~日本での歴史~
麻(=ヘンプ、HEMP)は、縄文時代よりここ日本でも「衣、食、住」という
人間の生活に密接に関わってきた植物、素材で、
祭事、神事用、医療用としても使われ、親しまれてきた植物です。
縄文の「縄」とは、麻縄のことで、約一万年前の遺跡から麻縄模様の土器が出土されています。
昔の日本人の生活の中では、赤ちゃんが生まれる時のへその緒は麻糸で切り、
子供は麻のように丈夫にすくすく育つようにとの親の願いから麻の葉模様の着物で育てられ、
結婚式では夫婦が末永く仲良く幸せであることを願って、
夫婦の髪を麻糸で結ぶ儀式が行われていました。
日常生活では、麻の鼻緒の下駄を履き、麻布の着物や褌(ふんどし)を身に付け、
麻の茎の入った壁や天井に囲まれた家に住み、麻糸で作った畳の上で過ごし、
八穀として麻の実を食し、夏は麻糸で作った蚊帳(かや)で寝ていたのです。
そして、古代より大麻は「罪穢れを祓うもの」とされています。
今でも伊勢神宮のお札のことを「神宮大麻」と言い、大麻とは
天照大神(アマテラスオオミカミ)の御印とされています。
また麻の強い生命力は魂の象徴で、神の依り代(よりしろ)となされていました。
このように "麻" は精神的にも物質的にも、日本のシンボルとも言える植物です。